遼寧省大連市にある大連周水子国際空港の出入境の審査を担当する周水子出入境辺防検査站(出入境検査所)は9日、同空港の今年の出入境者数が8日時点で100万人を超えたと明らかにした。同空港は東北地区の空港の中で今年の出入境者数が初めて100万人を超えた。
大連周水子国際空港は今年以降、国際・地区路線の新規就航や増便が続き、路線は日本や韓国、ロシアなどの国・地域の主要空港に拡大。出入境客数が大幅に増加した。
今年の中国本土住民の出境者数は前年同期比13・9%増の32万人余りで、主な渡航先は日本と韓国。外国人入境者数は52・7%増の14万人余りで、うち7割以上がビザ(査証)なしで入国した。これらはいずれも過去5年で最高の水準となった。