澎湃するブルー動力!大連「海洋博覧会」が開幕
ソース: 愛遼寧
2025-09-25

 このほど、第2回中国(大連)国際海洋商務博覧会(以下「大連海洋博」)が大連ワールドエキスポ広場で正式に開幕した。今回のテーマは「海洋産業チェーンの共築、革新成長力の激発」であり、国内外400社以上が出展。展示面積は約2万平方メートルに及び、海洋産業の交流協力に向けた高品質なプラットフォームを構築した。

 展示区の設置では、海洋産業の核心領域と関連業態に焦点を当て、複数の特色ある展示空間を設けた。船舶海洋工事展示区と深海・遠洋裝備展示区では海洋裝備製造の最先端技術を集約的に展示。国家級海洋牧場産業発展典型案例及び先進技術選定成果モデル区、遼寧省クルーズ経済発展促進会テーマ展示区では、それぞれ海洋牧場の革新実践とクルーズ経済発展を展開した。同時に、海洋食品深加工展示区、大学・研究機関展示区なども同時開催され、海洋産業の上流から下流まで効率的な連携と相互作用を実現した。

 出展陣容では、多分野のリーダー的主体が集結し、見所となった。船舶重工及び海洋裝備分野では、大連重工集団、チャンズーダオ(獐子島)船舶製造、大船重工長興島船舶工程、恒力重工集団などの内外有名企業が最新技術と核心製品を展示。海洋牧場及び関連産業分野では、チャンズーダオ海洋発展集団、遼漁集団、鑫玉龍などの主要企業が優れた成果を出展した。国家級海洋牧場産業発展典型案例及び先進技術選定成果モデル区には、青島海洋科技、六横海洋牧場など50社以上が参加し、産業発展のモデル経験を共有した。さらに国際展示区にはロシア、日本、韓国などの企業が出展し、北東アジア海洋経済国際協力に新たな活力を注いだ。

 特筆すべきは、今回事業は産学研の深い融合を特色としている点である。大連海洋大学、中国科学院海洋研究所など約20の大学及び研究機関が参加し、海洋分野の新たな成果・技術・アイデアを帶來。産業チェーンの成果転化を支援し、革新技術の応用加速を推進する。

 会期中は複数の高規格関連イベントも同時開催された。第2回現代海洋牧場産業発展大会、2025年第2回北東アジア国際クルーズ産業高品質発展大会が相次いで開催され、全国第1~9次の189か所の国家級海洋牧場モデル区の主管部門、企業・機関の責任者及び業界研究代表が参集。発展経験を共有し深い交流を展開し、海洋産業発展の道筋を共に協議した。同時に、遼寧省クルーズ経済発展促進会は会場に4つの大規模ライブ配信ブースを設置し、「国際クルーズサプライチェーンと遼寧文化観光ルート」をテーマに配信を実施、博覧会の影響力と発信力をさらに拡大した。