中華芸能と外国の「達人」が出会うとき、山海を越えた文化の約束は格別の精彩を放つ。今日、遼寧国際交流センター主催「遼寧留学生中華才芸発表会」が瀋陽建築大学で開催された。8カ国からの留学生が一堂に会し、「来たれ、才芸を披露せよ」プロジェクトの撮影期間中の学習成果を披露。中華芸能の視覚的饗宴を共に献じた。
発表会は力強い中国太鼓の響きのうちに幕を開け、マダガスカル出身の白書晴が京劇『梨花頌』を熱唱し、ガーナ出身の王為民は快板書『大話を語る』で中国語の妙味を披露し、ハンガリー出身の劉宝は舞龍表演に観客の喝采を浴びた。最終演目となった瀋陽建築大学の民族管弦楽合奏『大鱼』は、現代的な旋律と伝統楽器の融合により、公演に完璧な終止符を打った。
舞台に立った留学生たちは、単なる中華芸能の披露にとどまらず、それぞれの方法で中国を感知し、中国を伝える役割を果たした。彼らの多くは「来たれ、才芸を披露せよ」プロジェクトを通じ、初心者から出発し中国教師の丁寧な指導の下で中華芸能の神髄を習得。さらに中国ストーリーを語る語り部、中外文化交流の実践者へと成長しているのである。
「来たれ、才芸を披露せよ——遼寧留学生中華才芸展示国際相互交流プロジェクト」は、遼寧国際交流センターが重点的に構築する国際交流ブランドとして、留学生に中国を深く知るプラットフォームを提供するのみならず、短編動画・発表会・学校訪問などの多元的形式を通じ、中国の優れた伝統文化を青春的かつ国際的な姿で世界に発信。「人類運命共同体」への新たな認識と体験を喚起している。