第7回満族医学国際フォーラムが丹東で開催
ソース: 愛遼寧
2025-09-26

 このほど、第7回満族医学国際フォーラムが丹東市で開幕した。

 今回のフォーラムは中国満族医学・健康産業連盟、世界中医薬学会連合会満薬専門委員会が主催し、遼寧中医薬大学、瀋陽薬科大学、大連民族大学、遼東学院、日本の星火産業株式会社、丹東薬業などが共同で運営を担当した。

 中国、日本、韓国、ドイツなどからの200人以上の専門家・学者および企業関係者が一堂に会し、満族医学の継承・保護、科学研究、産業アップグレードと国際的発展などのテーマについて深い議論を交わした。

 中国工程院院士の張伯礼氏は基調講演で、満族医学は中華民族伝統医学の宝庫の中でも輝く珠玉であり、独自の理論体系と臨床的価値を有すると指摘した。「丹東には1600種類以上の特産満薬素材があり、まさに天然の薬箱と言える。これは満薬の発展にとって堅固な基盤となっている」

 フォーラム期間中、中医薬(満薬)文化博物館が正式に開館した。同博物館では、満族医学の歴史的文書、伝統的な器具、貴重な薬材標本および加工技術の実物などを体系的に展示。満族医学の約3000年にわたる発展の流れと文化的特徴を紹介している。