11月初旬、大連長興島経済技術開発区に位置する大連龍寧科技有限公司の生産現場では、国際的に先駆けた電子ペーパー自動化生産ラインにおいて、レーザー切割機、自動実装機、視覚検査装置などが効率的かつ精密に作動している。同社の電子ペーパー製品の販売ネットワークは、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、スウェーデン、シンガポール、日本、韓国、ベトナムなどの世界主要市場をカバーし、年間売上高はここ3年連続で5億元を超えている。

　大連龍寧科技有限公司は新型表示デバイスである電子ペーパーの専門サービス企業であり、国家級「専精特新」中小企業の雄（リトルジャイアント）、国家知的財産権優位企業、遼寧省瞪羚企業（急成長企業）、遼寧省製造業単項チャンピオン企業に認定されている。その電子ペーパー製品は、電子タグ、スマート医療、スマートホーム、スマートシティなどのIoT分野で広く応用されている。これまでに20件以上の発明特許及び実用新案特許を取得し、フレキシブルディスプレイ及びフルカラー電子ペーパー技術において重大なブレークスルーを達成、その技術水準は国際的に先駆けたレベルに達し、新型表示デバイスである電子ペーパー業界の「先導役」へと成長を遂げている。