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革絵の上に、魚たち、何匹いるかな。
一匹は急須だ――丸みを帯びた胴体、そっと反り返った注ぎ口、尾びれは軽やかに取っ手を巻く。淹れるのは茶ではなく、清らかな水の流れのよう。
三匹の魚は寄り添い泳ぎ、尾びれを重ねながら、革の表面にさざ波を描く。
そしてもう一匹は、水面を力強く跳ね上がろうとして、水飛沫が宙に舞い、そのまま止まっている。
数えているうちに、これが絵だということを忘れ、まるで歳月にすくい上げられた夏の池を眺めているような気分になる。