
このほど、2026世界インダストリアル・インターネット大会が遼寧省瀋陽市で開催された。世界各国・地域の政界、ビジネス界、学術界、研究機関、企業などから代表者が集まり、インダストリアル・インターネットの革新的な発展に向けた道筋について議論を交わした。
伝統的な工業地帯である遼寧省は、人工知能(AI)と次世代情報技術の産業クラスター、インダストリアル・インターネットの産業チェーンを、現代的産業体系の重要分野に位置付けている。技術革新を通じてAIの基盤能力を強化するとともに、製造業のスマート化とデジタルトランスフォーメーション(DX)を継続的に推進。「AI+」による実体経済へのさらなる活用を進め、新型インフラの整備を最適化することで、伝統的工業地帯の産業高度化を後押ししている。
中国のインダストリアル・インターネット産業は、すでに大きな規模に成長している。2025年末までに、中核産業の市場規模は1兆6000億元を突破し、全国では業界に大きな影響力を持つインダストリアル・インターネット・プラットフォームが360以上構築された。スマート生産、プラットフォーム型設計、個別ニーズに対応したカスタマイズ生産など、新たな生産モデルの導入が広がり、新型工業化を力強く支えている。
第15次5カ年計画(2026~2030年)の期間、中国はインダストリアル・インターネットの革新的発展に向けた取り組みを引き続き推進し、AIと製造業の融合を支える強固なデジタル基盤を構築していく方針である。
今回の大会では、産業分野における複数の重要な成果が集中的に発表されたほか、30を超えるテーマ別フォーラムや交流イベントも開催され、世界の産業技術の連携と知見の交流を促す場となった。