秋の空が高く澄みわたり、気持ちのいい秋風が吹き渡る中、21名の日本人大学生が遼寧省の瀋陽、大連、そして本渓を訪れ、「青春ロマン訪中団」に参加し、伝統文化を学び、生活の感想を共有し、互いに語り合いながら友情を深めた。
9月2日、日本人大学生たちは瀋陽師範大学にて中国の篆刻芸術と太極扇の演技を学んだ。美術・デザイン学院の広々とした明るい教室で、日本人の学生たちは教員の指導の下、刻刀を手に取り、生き生きとした作品を丁寧に篆刻した。完成した印章を赤い印泥に浸し、白い紙に押しつけた。彼らは自分の篆刻作品を手に持ち、ワクワクしながらスマートフォンを出して記念写真を撮影した。
関西外国語大学の学生小林加奈さんは、篆刻した図案がドラゴンで、「ドラゴンの造形がとても好きで、中国文化にも強い関心があるので、今年は「青春ロマン訪中団」に二回参加しました。また、遼寧の古い建築も大好きで、今回、世界文化遺産である瀋陽故宮に歩み込んで、瀋陽文化の魅力を間近で感じることができたのは、私にとって貴重な経験です」と語った。
ここ数日間、「青春ロマン訪中団」に参加した日本人大学生たちは遼寧省博物館、大連港、旅順の太陽溝老街、本渓水洞を訪れ、多くの大学まで訪問し、瀋陽と大連の大学生たちと中国語学習の感想を交流し、生活経験について語り合い、お互いの理解を深め、友情を築いてきた。
記者:王臻青、曹詩琦