9月6日、40名の日本人大学生が遼寧省の瀋陽市に到着し、瀋陽師範大学で「同上一堂课・共植一棵树」の活動に参加した。この活動では、伝統的文化を学び、生活の感想を共有し、友好の絆を語り合った。
中日友好都市交流を促進し、遼寧省と日本富山県の友好省県関係締結40周年を記念するため、日本富山県立山博物館の館長は遼寧省人民対外友好協会の招きにより、9月4日から10日まで日本富山県の大学生代表団合わせて40人を率いて遼寧省を訪問し、一連の友好交流活動を行った。
日本人大学生たちは教員の指導の下で、掐絲珐琅彩沙画を体験した。金属の糸を使って京劇の頭飾りや顔飾りの配飾模様を作り、顔料で色付けを行い、研磨と静置を経て、水晶のように透明感のある彩沙画が完成した。男子学生と女子学生はそれぞれ京劇の衣装を身にまとい、京劇の先生から水袖の振り方などの演技動作を教わった。学生たちは興奮して写真を撮り、文創展示エリアでは京劇のお面を模した創作印章をはがきに押した。これらの印章は多層的で、順番に5回押さないと生き生きとした顔譜が浮かび上がらないため、学生たちは驚きの声が上がってきた。
その後、「遼寧省・富山県友誼林」の銘板が瀋陽師範大学で除幕され、中日両国からゲストの方々は学生たちとともに、純粋な友情を象徴する10本の海棠の木に土を入れ、水を与え、赤いリボンを結び、中日地方友好交流の素晴らしい物語を刻んだ。
訪問中、日本人大学生たちは大連のベニス水城の風景を楽しんだり、瀋陽の名所旧跡を見学したり、日本企業の遼寧拠点や遼寧の有名な重工業企業を訪問したりした。また、月餅や餃子などの伝統的な料理を自分たちで作ったり、文創園を見学して、伝統的な工場と現代の文創空間が素晴らしく融合している様子を体感したりした。さらに、瀋陽における大学教師や大学生たちと交流し、中国語学習の感想や生活経験について話し合いながら、お互いの理解を深め、友情も築いた。
記者 曹詩琦