ローソン、遼寧省14の地級市で「全域展開」達成
2025-04-17

 近頃、遼寧省阜新市(フーシンし)に初進出したローソン7店舗が一斉に営業を開始した。これにより、ローソンは遼寧省内の全14の地級市に出店し、「全域展開」を達成した。

 ローソンは、豊富な商品ラインナップと多様な便利サービスを強みとし、消費者から高い支持を得ている。2019年の瀋陽へ進出して以来、ローソンは瀋陽副食グループと合弁事業を展開し、国有企業が持つ強力な物流配送システムと生産加工能力を活かして、遼寧省内で積極的に店舗を展開してきた。瀋陽市だけで既に212店舗を運営しており、この「強みを活かした連携」はローソンのビジネスモデルの中でも新たな成功事例を生み出すとともに、各都市の住民向け、ライフスタイルの選択肢を提供している。

 各地級市への進出にあたっては、瀋陽副食グループとローソンが現地調査を徹底的に行い、遼寧省特産品を順次サプライチェーンに組み込んでいる。例として、遼中のバラ、盤錦(パンジン)の米、鉄嶺(ティエリン)の牛肉、丹東(ダンドン)のイチゴなどが挙げられる。

 瀋陽副食グループの関係責任者は、「今後もローソンと連携し、遼寧市場をさらに開拓していく。東北地区、さらには全国トップのコンビニチェーンを目指し、共に挑戦を続け、より良い未来を築いていきたい」と意気込みを語った。