「大連空港、夏秋スケジュール開始 東京便は週29便に増便」
2025-04-28

 大連空港はこのほど2025年夏秋ダイヤを開始した。新ダイヤは30週間(計210日間)にわたり、国内外40社の航空会社が大連で177路線を運航する。国内外115都市と結び、週間運航便数は3696便(1日平均528便)を計画している。

 国内線では、大連-北京(首都・大興)便が1日18便、大連-上海(浦東・虹橋)便が1日24便に増便された。広州、成都、天津など主要7都市への1日平均便数は10便、重慶、深センなど5都市には8便とが運航される。省都都市への直行便比率は90%に達した。

 国際線では、地域航空ハブとしての機能を強化し、日本、韓国、ロシア極東地域への国際航空ネットワークを拡大している。東京便は週29便に、福岡便は週11便、大阪便は週10便に増便された。現在、大連空港の日本線便数は中国国内でトップ3を維持しており、国際旅客輸送量は東北地域で首位を守っている。

 貨物線では、日本航空、全日空、順豊航空、中国郵政航空の4社が国際定期便を運航しており、大連空港は便利な航空「物流ルート」を構築している。東京行きの貨物専用便の増便により、地域の経済貿易交流を支援している。