このほど、大連空港貨物会社は瓦房店市得利寺鎮と協定を締結し、「鮮速達－得利寺サクランボ」特別空輸ラインを開設した。北緯39度に位置する高品質な大連サクランボに対して、空路で全国各地への即日配送体制を確立した。

　この協定に基づき、大連空港は航空物流の優位性を最大限に活用し、得利寺サクランボのために「グリーンチャンネル」を設け、優先予約サービスを提供している。これにより、各箱に「専用貨物スペース」を確保し、サクランボが専用の貨物スペースで運ばれることが保証される。また、党員支援チームを設立し、予約から保安検査、倉庫保管、組み立て、搭載まで全工程を一貫して担当者が管理する。航空サービスチェーンをサクランボの栽培、保管、輸送までの工程にわたって延長している。

　2024年、大連空港は貨物と郵便の取扱量で16.1万トンを達成し、前年比7.3％増を記録した。そのうち、国際貨物量は北東地区で1位を維持し、北東アジアの航空貨物の加速を促進している。

　また、東京、鄂州、南京などの4つの専用貨物便路線（JAL、ANA、順豊、中国郵政）を定期運航しており、地域経済の発展と国際交流を大きく支援している。国際出港貨物は「即時申告即時出発」方式で、便出発3時間前までに貨物受入れことができ、通関から出国までを同日に処理する。国際到着貨物は「即時引取り可能」とし、24時間年中無休サービスを実施している。