2025大連国際工業博覧会が開幕
ソース: 愛遼寧
2025-05-31

 2025年(第27回)大連国際工業博覧会が大連自由貿易区国際展示場で開催される。今回のテーマは「デジタル知能・勢力集結・発展」で、大連国際商会が主催し、大連華展展覧サービス有限公司が運営する。展示面積4万5000平方メートルに及び、約5万人の参加者を訪れると予想されている。英国、ドイツなど20以上の国・地域から約900社の工業企業が出展し、業界最先端の成果を披露する。

 1999年に創設されたこの博覧会は、2023年度遼寧省5A級ブランド展示会に認定され、大連で唯一の国際展示業協会(UFI)認証を受けたイベントでもある。今大会の見どころは、スマート製造や人工知能などの分野に焦点を当てた10の専門展示区が設けられており、産業チェーン全体をカバーする点である。ドイツのグロープ(Grob)・シーメンス(Siemens)、日本の三菱、国内の新松(SIASUN)など、業界をリードする企業が革新製品を展示し、工業技術の視覚的な饗宴を提供する。

 さらに、30以上の無料公開イベント(会議フォーラム、需給マッチング、成果発表会等)を同時開催される。業界の専門家、学者、企業幹部が集まり、先端技術の実践事例を共有するとともに、工業分野の未来像について深く議論する。このイベントは産業発展に新たな活力することが期待されている。