「ママ見て！診察できる恐竜のお医者さんだ！」と元気な子供の声に続き、周囲の子供たちから次々と歓声が上がった。このほど、瀋陽市皇姑区で「次元の壁を超える」演出が話題の「童趣杏林会」が開催され、瀋陽市児童医院と皇姑区ゲームアニメ企業がタッグを組んだ。愛らしいアニメIPキャラと、美味しい二次元グルメにより、これまで堅苦しかった無料診察を子供たちが夢中になる楽しいパーティーへと変貌させた。

　本イベントはアニメ文化と健康サービスを巧みに融合し、オリジナルIP「三匹の小さな恐竜」をテーマに、子供たちにワクワクする健康体験を提供。皇姑区のオリジナルアニメIP普及と児童の健やかな成長を同時に図った。

　会場では皇姑区発のアニメキャラクター「三匹の小さな恐竜」が焦点となった。愛嬌たっぷりの恐竜人形「キリ・フェンフェン・シャオフェイ」は「健康守り隊」に変身。子供たちは列を作って恐竜の医者さんとハイタッチし、素直に口を開けて歯科検査を受けた。普段は嫌がられる検診が、まるで冒険ゲームのステージをクリアするかのように楽しげな雰囲気に包まれた。

　また、会場にはアニメ風の健康情報パネルも設置され、生き生きとしたキャラクターイラストで保護者と子供たちに小児科疾患の予防やケア知識を普及させた。多くの保護者が「アニメと医療の組み合わせは温かくて面白い。子供が進んで検診に協力し、健康への理解も深まりやすい」と評価した。