7月1日、国外旅行者向けショッピングに対する出国税還付の利便化政策が大連市で正式に施行された。大連恒隆広場、大連商場、京東MALLなど五つの総合ショッピングモール及び40余りの小売店が、第一陣として出国税還付の運営許可を取得した。
国家税務総局大連市税務局第二税務分局の責任者によれば、税還付実施と同時に「即時購入・即時還付」サービスも開始され、従来は出国時に行っていた税還付手続きを、旅行者が免税対象店舗で購入直後に行えるように前倒ししたことで、手続きがよりスムーズになったという。
国外旅行者は「即時購入・即時還付」対象店舗で免税品を購入した後、店舗にて『国外旅行者購入物品出国税還付申請書』及び販売領収書を請求し、店舗が提示する「即時購入・即時還付」用QRコードを携帯電話でスキャンする。アプリ上で、身分証明書、税還付申請書、領収書をアップロードし、クレジットカード情報を入力したうえで、同意事項に署名すれば、店頭で税還付前払金を即時受け取ることができる。
留意点として、大連地区の「即時購入即時還付」サービスでは、旅行者本人がプリオーソリゼーション担保操作可能な銀聯またはVISAクレジットカードを所持し、かつ伝票発行日から25日以内に大連周水子国際空港から出国する必要がある。出国時には未使用・未消費の免税品を税関に申告・検査を受け、空港出国エリア内の税還付代理機関に審査を提出しなければならない。
今回、税還付適用最低額も引き下げられ、国外旅行者が同一日に同一免税店舗で200元(従来は500元)以上購入すれば税還付対象となる。一般商品の還付率は11%に達し、税還付後は購入品が実質9割引に相当する。