太子島の霧、仙境が現れる
ソース: 愛遼寧
2026-04-23

 早朝、太子島はまだ霧の中で眠っている。

 山間の白い霧がゆっくりと流れる。紗のよう、煙のよう、大地が呼吸しているかのようだ。

 木々、岩、小道はすべてぼんやりと霞み、かすかな影だけを残す。

 霧の奥から小鳥のさえずりが聞こえる。澄んでいるのに、どこからかはわからない。

 太陽の光が徐々に差し込み、霧は金色に変わる。一筋一筋が林の間にたなびく。

 ここに立てば、夢なのか現実なのかわからない。

 太子島の霧は、急に晴れることはない。ゆっくりと眺め、ゆっくりと酔わせてくれる。