指揮者の“見えない”ページめくり
ソース: 愛遼寧
2026-04-30

 瀋陽のコンサート。ロシア人指揮者が楽曲に没入している。

 ひとつのフレーズを終え、手首をそっと返せば、指先が譜面台をなぞる——

 譜面は音もなくめくれ、まるで音楽の中の自然な呼吸のよう。

 客席の誰も気づかない。ただ風だけが知っている。

 なめらか極まりない秘訣?彼は言う。「ページめくりもリズムの一部にする」。