
このほど、100年にわたる漁村の民俗文化を受け継ぐ大連市の無形文化遺産「旅順漁人節」が、旅順の黄海・渤海分界線景勝地にある陳家村で開催された。会場では、伝統的な海の祭礼「祭海大典」をはじめ、民俗・スポーツ競技や文化芸術公演など多彩な催しが行われ、旅順に受け継がれてきた漁業民俗文化の魅力を伝えた。
旅順漁人節には長い歴史があり、黄海・渤海沿岸の漁民が自然を畏敬し、海の恵みに感謝しながら、海と共に生きてきた営みを今に伝える貴重な民俗行事である。黄海と渤海が交わる独特の地理的環境のもと、旅順ならではの漁村文化が育まれてきた。「二つの海と共に生き、人と海が調和する」という自然観と豊かな民俗文化は、世代を超えて受け継がれ、今も息づいている。
2004年、この民俗行事は正式に「大連旅順漁人節」と命名された。2010年12月には、大連市第4次無形文化遺産リストに登録され、大連を代表する無形文化遺産の一つとなっている。